資金繰りに困った時の正しい対処法

資金繰りに困ったら

資金とは血液のようなもの

資金繰りとは現在から近い未来に発生するお金の流れを把握し、支払いが間に合わない、ということを回避することです。 お金の流れを把握するという事では、「キャッシュフロー」という言葉も良く耳にしますが、過去のお金の流れを把握することで、中長期的な経営戦略を練るために用いられます。

資金繰りが近い将来滞りそう

資産として土地や建物などの不動産を所有していたとしても、資金化できるまでは時間がかかることが多いです。 直近に迫った支払いに向けて、有効ではありません。 即効性のある資金調達としては、金融機関からの融資を受けたり、売掛金を担保にして資金を調達する方法などがあります。

資金繰りが滞るとどうなる

会社でもお店でも、事業を行っていれば必ず耳にする「資金繰り」。
ドラマなどでは、取引先に支払うお金が不足して、あちこちに頭を下げて回っている風景、「闇金」でお金を借りている風景などで表現されています。
誇張されているところはありますが、資金繰りがうまくいかないと、取引先の関係が悪くなり、その後の取引きができなくなったり、社会的な信用が悪くなったりで、事業そのものが立ちいかなくなることは現実にあります。
資金は常に回っていなければならないもの、まるで、体の中を流れる血液の様なものなのです。

「資金」とはどんなものを指すのでしょうか。
現金、および、すぐに現金として運用できる物の事で、当座預金、普通預金、定期預金などに加え、コマーシャルペーパー(約束手形)や資金運用に良く用いられる売戻条件付き現先や公社債投資信託などがあります。
現金化できますが、不動産や貸付金、売掛金などは、現金化するのに時間がかかるため、会計上では資産に分類されています。
事業で得た利益を支払いに充てる、ということは現金取引であれば可能ですが、売掛金はすぐに現金化できません。
例えば、商品を販売する事業であれば、取引額が多くなれば仕入れの量も上がっているわけですから、当然、仕入れ業者への支払いが発生します。
売掛金の回収のタイミングと支払いのタイミングがあっていないと、たちまち資金繰りは悪化します。
需要が増大しているからといって、資金の余裕がない中で、急激な仕入れの拡大を行うと、この様な状態に陥りがちです。
会計上利益が出ていて、黒字経営のはずなのに、資金繰りが滞ってしまったために倒産するという事もあり得るのです。
慢性的な赤字な場合だけでなく、新規取引を行う際にも重要となるのが資金繰りなのです。

資金繰りを管理するには

正しく資金繰りを行っていくためには、資金の収支バランスを確認することが大切です。 赤字になっても資金があれば倒産しませんが、黒字でも資金が不足してしまえば倒産することもあります。 毎月「資金繰り表」を作っておくと、資金繰りが悪化するのを事前に察知することができます。

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